遠く山形と東京から3人の友人が、辺野古ゲート前の座り込みに参加するためやってきたのですが…。
天皇・皇后両陛下の来沖(27~29日)に伴い、機動隊が辺野古警備に手が回らないことから、去る15日から29日まで、ゲート前行動が休止になってしまいました。
それでも、海上での抗議行動は続いているというので、浜のテントから抗議船に乗せてもらうことにしました。しかし、ゲート前行動が休みなので、辺野古行きチャーターバスの運行も運休中、トコトコと路線バス(77番名護行き)で行くことになりました。
のんびりと路線バスに揺られるのも一興かと気分を切り替えて、朝7:21那覇から片道2時間半のバスの旅に出発。
乗車して10分ほどしたでしょうか、辺野古浜のテントから電話が入り、何と!「キャンプシュワーブでカーニバルがあり、海の工事がお休みとなったため、抗議船も急遽お休みとなりました!」とのこと。
工事が止まることはいいことだけど、はるばる山形、東京から辺野古の抗議行動にやってきた来た友人たちには申し訳なく「あら!まぁ~!」というしかありません。
いつもは山の中の高速道路を突っ走るだけの辺野古行きですが、今日は路線バスなので、道々観光ガイドよろしく、延々と続く基地の金網や、基地内住宅、町の風景、亜熱帯の花々の話など説明しながら、それはそれで楽しく、10過ぎには辺野古に到着しました。
辺野古のバス停から浜のテントまでは15分ほど歩きます。歩きでなければ気づかない辺野古集落内の風景を楽しみました。
浜のテントには全国から民医連の皆さん(医学生を中心に)が200名。幸いなことに一緒にお話を聞くことができました。
浜のテントから車で送ってもらい、ゲート前のテントでお弁当を食べた後、午後1:00第二辺野古のバス停から、またトコトコと二時間半路線バスに揺られて、那覇に戻ってきました。
さすがにちょっと疲れ、いつもの辺野古行きチャーターバスの有難さが、しみじみと身に染みた今日の辺野古でした。(バス賃も結構かかりました。片道1780円)