それで、何人死ねばご満足ですか?松本文明内閣府副大臣殿

背筋が寒くなる。40数年ぶりの大寒波のせいではない。政治家・国会議員の質の劣化がここまで来ているとは!副大臣を務めるほどの国会議員がこのレベルでは、あとは推して知るべしだ。この国は本当に大丈夫なのかと不安が胸をよぎる。

共産党の志位和夫委員長が、沖縄で米軍ヘリのトラブルが続発していることを挙げ、辺野古新基地建設の中止などを求めた直後、松本文明内閣府副大臣(自民)氏が「それで何人が死んだんだ」とやじを飛ばしたという「死人が出ていなければ問題ない」という意味か!

                    <27日 琉球親パ王>

これまで数々発せられた沖縄ヘイトもここに極まれり、という思いがする。差別、蔑視どころか「死ね!」と言われたようなものだ。日ごろ政府内で交わされている会話が、ついぽろっと出てしまったのだろう。これが彼らの本音だ。

自民党は、早々副大臣を辞職させたということだが、これも10日後に控えた名護市長選挙への影響を考えてのことだということは見え見えだ。

逆に聞きたい。「それで、沖縄県民が何人死ねばご満足ですか?」

 

2018年1月27日リンクURL