アフリカのワトト(子どもたち)による歌とダンスとお話 You can Decide~あなたは決断することができる~WATOTO(ワトト)コンサート

「ワトト」ってご存知でしょうか。ワトトはスワヒリ語で子どもたちという意味だそうです。

ワトトは、ウガンダの親を失い、貧しさと孤独の中に活きている弱い子供たちをケアする団体の名称です。
エイズに感染した母親から生まれ、治療も受けられない貧困のため親から捨てられた子どもや、内戦によって親が殺され孤児となり、あるいは誘拐され少年兵として人を殺す訓練受けるという、幼いころからの恐ろしい苦難の中に生きてきた子どもたち…。

そんな子供たちの受難を知ったある宣教師夫妻が、1986年に立ち上げたのが「ワトト」のスタート。苦難の中でワトトの活動によって救われ、信仰を得ることによって神の愛を知り、教育を与えられ、人としての尊厳、誇りを取り戻した子どもたちが、今度はかつての自分のような弱い、貧しい子供たちのためにとワトトを広く伝える活動を、世界規模で展開しているのがワトトコンサートです。

20日(土)、読谷村の白い家フェローシップチャーチで開催されたワトトコンサートに誘われて行ってきました。赤ちゃんの時に路上のゴミ箱の中に捨てられていた男の子は、いまパイロットになる夢を抱きながらワトトの活動に生き生きと目を輝かせて参加しています。

エイズに感染した母親と共にワトトに救われた少女は、「将来何になりたい?」と聞かれて「大統領になって社会を変えます!」と断言、会場から大きな励ましの拍手が送られました。

 観客をも巻き込んで人間の尊厳と生きる喜びを歌い踊るワトトコンサート。観客も希望と勇気、元気を与えられます。 コンサートを活動を行うワトト・チルドレンズ・クワイヤは、 1994年以降世界中をまわり、5000万人とも言われるアフリカの、HIVエイズや貧困、その他の病により孤児となった子どもたちへの支援を訴えて活動をしています。

ワトトについては、http://www.watoto.asia/ja/about-us/the-watoto-story/検索してください。

今回のコンサートを主催した「白い家フェローシップチャーチ」はステキな教会でした。

まだ、クリスマスイルミネーションが教会を包んでいました。

2018年1月21日リンクURL