それで、何人死ねばご満足ですか?松本文明内閣府副大臣殿

背筋が寒くなる。40数年ぶりの大寒波のせいではない。政治家・国会議員の質の劣化がここまで来ているとは!副大臣を務めるほどの国会議員がこのレベルでは、あとは推して知るべしだ。この国は本当に大丈夫なのかと不安が胸をよぎる。

共産党の志位和夫委員長が、沖縄で米軍ヘリのトラブルが続発していることを挙げ、辺野古新基地建設の中止などを求めた直後、松本文明内閣府副大臣(自民)氏が「それで何人が死んだんだ」とやじを飛ばしたという「死人が出ていなければ問題ない」という意味か!

                    <27日 琉球親パ王>

これまで数々発せられた沖縄ヘイトもここに極まれり、という思いがする。差別、蔑視どころか「死ね!」と言われたようなものだ。日ごろ政府内で交わされている会話が、ついぽろっと出てしまったのだろう。これが彼らの本音だ。

自民党は、早々副大臣を辞職させたということだが、これも10日後に控えた名護市長選挙への影響を考えてのことだということは見え見えだ。

逆に聞きたい。「それで、沖縄県民が何人死ねばご満足ですか?」

 

2018年1月27日リンクURL

南城市長選勝利のチョウービンさんがゲート前に~今日(1月25日)の辺野古

この日も9時前には第一回のごぼう抜きに会い、100台近いダンプが工事資材を基地の中に入るのを、悔しい思いで抗議の声を張り上げながら見ているしかなかったが

それでも21日に行われた南城市の市長選挙で、わずか65票の差で、オール沖縄が支持する瑞慶覧朝敏さんが勝利した話題で、ゲート前は明るい声が響いた。

そこへ期せずして話題の人瑞慶覧氏が座り込みテントへ。

 超保守地域の、保守系首長を束ねるの超ボス。自民党本部(東京)から潤沢な資金と、幹部や閣僚級の応援を得て華やかに選挙戦を展開していた現職に、市民たちの質素な手づくり選挙で勝ち抜いたチョウービンさんに、万雷の拍手が送られた。

誰もが勝てるとは思えなかった選挙だった。しかし、「私たちは、必ず勝つと信じてやってきた」と。

この日はお隣韓国から教師のグループが、沖縄の闘いを学びにとやってきた。

京都からも14人が参加。「京都でも人々の反対を押し切って初めて米軍基地(レーダー基地)ができ、すでに交通事故や低周波の問題が起こっている」と報告した。

グアムから沖縄の女性たちの招きで、米軍基地に抵抗する若い女性3人が、沖縄を訪れ、各地で沖縄の人たちとの交流のつどいが開かれた。

「沖縄からグアムに海兵隊が移転することになっているが、グアムはすでに三分の一の土地が米軍基地であり、さらに新たな基地が作られる地域は、先住民族・チャモロの聖地であり、グアムの90%以上の人たちが使っているム水源地である。これ以上先住民族の権利を奪う行為は許されない。沖縄の人たちとさらに交流を深め、共に基地のない平和の島を実現させたい」と訴えた。

この日も海では、台船による海上からの資材搬入を止めるため、厳しい寒さの中、小さなカヌーと抗議船で抗議行動が行われている。

空では、前日渡名喜島に不時着したヘリの同型機が、政府や沖縄県の抗議や要請を無視して早速飛び回ってる。

2018年1月25日リンクURL

県民絶句!~ヘリ、また不時着 今度は渡名喜島に

もう発する言葉も見つからない。絶句するばかりだ!

<1月24日(水)沖縄タイムス ↑>

今年になって3週間の間に3回のヘリ事故。毎週起きている計算になる。米軍は、沖縄は島中丸ごと米軍基地だとでも思っているのか!

現場となった渡名喜島は、近くに米軍の射爆場となっている入砂島があり、実弾を装備した米軍機が、島の上空を行き交う。沖縄本島で相次ぐ米軍機事故に、「ここにも落ちるのでは」と、島の人たちは恐れていたという。不安が的中する形となった。

2018年1月24日リンクURL