「権力暴走」~新基地抗議の女性に警察が暴力

昨日(6日)、辺野古へ行っている友人から、ゲート前で抗議行動をしていた仲間の女性二人が逮捕されたと電話が入る。

基地へ出入りする軍車両を止めようと舗道歩いていた女性逮捕する際に首を絞めるなどしたという。また、この不当逮捕に抗議していた別の女性は、境界線のイエローラインを越えたとして、軍警に基地の中に引きずり込まれ、刑特法違反で逮捕、宜野湾署に送られたとのこと。この日早朝には、普天間基地野嵩ゲート前でも抗議中にイエローラインの中に入ったとの理由で、男性が逮捕との連絡メールも伝わっている。

   <7日 琉球新報 写真は一緒に行動していた仲間が新聞社に提供したもの>

逮捕された二人の女性はいずれも持病を持っており、対処を誤ると命の危険もあるとして、丁重な対応求められる。

今日(7日)、逮捕された二人の女性が拘留されている沖縄署前で午後4時から行われた抗議と激励集会に参加した。

拘留中の二人は、朝から地検で取り調べを受けているという。

17時過ぎ、100人ほどが集まった宜野湾署前に、「宜野湾署に拘留されている男性・Oさんの釈放が決まった」との第一報。喜びの拍手が起こる。

続いて18時過ぎには、女性二人の釈放も決まり、那覇にある地検からここ沖縄署に向かっているとの情報が入る。つまり、罪を問われるようなことは何もしていないということが明らかになった。思わず歓声とカチャァシーが沸き起こる。

19時過ぎ、二人が相次いで釈放された。

3人が逮捕された昨日・6日は、奇しくも国会で「共謀罪」が審議入りした日に重なった。何やら暗示的で恐ろしくなってくる。

国家権力の悪だくみはまずは沖縄で試される。国民が黙って押し頂いていると「これなら大丈夫!」と確信し、全国へと広がっていくのだ。日本国民よ!心しよう!

2017年4月7日リンクURL