百名郵便局のシーサー ~ Myシーサーコレクション№18

 旧玉城村の百名郵便局で、局を訪れる人に愛嬌をふるまいている一対のシーサーに出会いました。

 見ていると、こちらもつられて笑顔になります。強面のシーサーが多い中で、笑顔のシーサーはユニークです。身長20cmほどの小柄なシーサーですが、コロナ禍で沈んでいる人々を明るくしてくれるのではないでしょうか。

 笑いに勝る「薬」はないそうです。コロナを撃退ではなく、包み込んで無毒化してくれるかもしれません。

 

 

 

2020年8月18日リンクURL

コロナも撃退してね! ~ 集落を守る 喜友名の石獅子(シーサー)№ 17

 宜野湾市喜友名集落に古くから伝わる石獅子です。集落や人々を、災害や疫病、悪霊から守ってくれると信じられ、集落の東西南北のはずれ4か所に置かれているそうです。その一つがこの「イリーグァ前のシーサー」です。

 たまたま私の友人の家のすぐそば(塀の上)にあり、友人宅を訪問するたびにご挨拶させてもらっています。

 琉球石灰岩を削って造られたシーサーの表情はとても穏やかで、どこかユーモラスでもあり、とても悪霊と闘う姿は想像できないのですが、きっと闘う前にそこにある(居る)だけで力を発揮しているのではないでしょうか。

 宜野湾市喜友名の集落は、普天間基地のすぐそばにあります。近隣の多くの集落は戦後米軍に強制接収され、ブルドーザーに敷きならされて普天間基地の中に消えてしまいました。それらの集落にも、それぞれのムラ(集落)の守り神としてシーサーがあったそうです。

米軍基地という超大魔物は撃退できなかったのは残念!です。でもコロナウィルスは是非撃退してほしいなぁシーサーさん!(私は、コロナより緊急事態宣言の方が怖いですが…)

 友人宅は旧家で、屋敷の周囲をふくぎの大木が茂っています。ふくぎにはかつてたくさんのコウモリが棲んでいました。が、2012年に普天間基地にオスプレイが配備されたことで、オスプレイが発する低周波の影響でコウモリたちがすべていなくなってしまったそうです。

 ふくぎの実は熟して落ちると匂いがきついので嫌われものなのですが、コウモリたちが食べてくれるので、あまり気にすることもなかったそうです。自然の循環が生きていたからです。しかし、コウモリたちがいなくなって、いまは熟して落ちるふくぎの実の片づけに追われて困っているということです。

 オスプレイとコウモリ、人間の身勝手が自然の生態系を壊す典型的な例です。コウモリに有害な低周波(電磁波)が、人間に無害なはずはありません。自然を壊したツケは、いずれ私たち人間に戻ってきます。心しなければなりません。

 

2020年4月6日リンクURL

今年はリセットの年? ~ Myシーサーコレクション№16    

  亥年生まれの私、生まれ年の今年はいろいろとあるだろうと予感はしていましたが、ど うやら大リセットの年のようです。

 平成が終わり、令和の始まりとなった世替わりは、個人的には何も関係はないものの、すべての出来事はつながっていると言われているので、無関心ではいられません。そして、今回の首里城の焼失は、終わりではなく、何かのスタートではないかと感じています。

 個人的なことに話を戻しますと、10月から12月にかけて3つの引っ越しをすることになりました。
 10月には40数年通った琉球舞踊の稽古場が移転。今月の下旬には30年以上住んだ自宅マンション、12月中旬は、30年近く女性問題や平和運動の活動の拠点としてきた事務所が移転することを余儀なくされました。いまそれらの片付けに忙殺されています。

 10年前の定年のときに職場から持ち帰った仕事関係の資料の数々が、まだ段ボール箱に詰め込まれたまま自宅に積まれているものもかなりあって、これらを思い切って断捨離する潮時なのだろうと思っています。

 奇しくも、転居する自宅の部屋番号が「111」号室、ははじまり・スタートを意味する数字。40年近くこの身にくっつけてきた余分なものをそぎ落してリセット、すっきりと再スタートしたいと願っています。

※  辺野古の行動もしばらく毎週行くことは無理だったり、ブログの更新も滞るかと思います。また、遠方の友人たちにはブログの更新が安否確認にもなっていますが、元気ですので、どうぞご心配なきよう!

※  写真は、先日、名護市大浦の集落で出会ったシーサーたちです。(記事の内容とは関係ありません)家々の塀や石垣に飾られていました。「集落の子どもたちの手作りかなぁ」と思いましたが、確認することができませんでした。

2019年11月4日リンクURL