信州と沖縄でぬちぬぐすーじ ∼ 芝居と琉歌と音楽で伝える命どぅ宝

 琉球と大和の架け橋にと、芝居と琉歌と音楽で伝える命どぅ宝「信州・沖縄 ぬちぬぐすーじ」公演が行われる。かつてないユニークな構成に、私も飛んでいきたい衝動に駆られる。長野在住の皆さん!お見逃しなく。絶対面白いから!

 

 

2023年4月13日リンクURL

新装 那覇市場に行ってきました!

 「那覇市場」、私が大好きな場所の一つである。庶民の暮らしと文化がそのままあり、私にとっては、なにより女性たちが生き生きと働いている姿が嬉しい場所だからだ。

 その那覇市場の中核をなす「牧志公設市場」が、建物の老朽化による建て替えを終え、仮設市場での営業3年間を経て、去る3月19日、新装オープンした。 

 仮設市場での3年間は、ちょうどコロナ禍とも重なり、移転営業の軽費増や客足激減のなどで、移転を機に閉店した店舗も、少なからずあったようで、広々として近代的な設備などはいいとしても、かつてのような生活臭い市場の印象が薄くなっているのが、私にとっては、少し寂しい気がした。 


でも、市場の女性たちは、いまも変わらず生き生きと働いている。「写真、いいですか?」と、声をかけたら、快くポーズをとってくれた魚屋さん。

「どこから来たねえ」               「なーふぁ(那覇)ん人ですよ~!」      「あい!観光客かと思ったさー」

 

 

こちらの白髪のステキな物腰上品な店主は、「おいくつですか?」との客の質問に                              「いくつと思うねぇ」      「80歳?」           「90余っているよ(笑)」      沖縄独特の香辛料など商品説明も的確に伝えていた。

 少し雰囲気は変わっても、那覇市場に生き生きと働く女性の姿は健在だ。

 市場の二階は食堂・レストラン街。一階で魚などを買い、二階の食堂で調理をしてもらって食べることもできる。

 ここで食堂を営む友人は、10数年ほど年前、両親からこの店を受け継いだ。今年で開業68年の老舗だ。お祝いの花を届けながら、陣中見舞いを兼て自慢の料理を味わった。「19日の新装オープン以来昨日まで、一日の休みもなく、まるで何かのお祭りみたいな混雑だった。今日は少し一息ついた感じ」と教えてくれた。

 彼女たちのように、生き生きと働く女性たちがいる限り、那覇市場は、これからさらに、この場所にふさわしい、新たな歴史を刻んでいくであろうと期待する。私も通い続け、歴史をつくる庶民の一員になりたいと思う。

 

2023年4月11日リンクURL

ご協力ありがとうございました! ~ 沖日労 年末年始の「炊き出し」活動報告

 毎週水曜日(&金曜日)に辺野古や安和へやってくるメンバーの中に、沖縄日雇労働組合の方たちがいます。彼らは、毎月二回与儀公園で炊き出しを行い、野宿者やコロナ禍で職を失い、住む家を追われ、その日の食事にも支障をきたしている人たちに弁当を配る活動をしていて、特に年末年始には大晦日から新年2日にかけて、年越しの炊き出しを、毎年行っています。

 「今年も多くの人達の協力で、困っている大勢の人達に、暖かい食事と衣類を届けることが出来ました。多くの人達にご協力いただきましたが、なかでも辺野古で知り合った方々の協力が大きかった」と、4日の辺野古ゲート前行動の中で報告がありました。

 コロナ禍前に比べて弁当配布の列に並ぶ人たちの数が年々増え、今年はおよそ2倍になり、特にこれまでほとんど見られなかった女性の姿が増えたとのことです。これが、いまこの国の貧困の実態です。貧困は個人の責任ではありません。優れて政治・社会構造の問題です。

「国家のやるべき最大の仕事は、国民を飢えさせないこと、そして国民を戦争で死なせないこと(故・菅原文太氏)」。日本は今、この真逆を突き進んでいます。台湾有事を煽り、米中ロの代理戦争などやっている場合ではないはずです。

 

 

 

2023年1月6日リンクURL