辺野古住民訴訟判決にワジワジー(怒り)! ~ 4月27日の辺野古

 白い「いじゅ」や「崑崙花」「クチナシ」に、黄色のソウシジュなど、うりずん(初夏)の花々が咲き競うやんばる路を辺野古に向かう。

 車中の話題は前日の辺野古住民訴訟の判決。同種の裁判では国家権力に阿る司法に、沖縄の魂の叫びはことごとく「門前払い」されてきた。 

 門前払いの理由は「原告適格、辺野古に新たな基地が出来ても原告の4人は何の被害も受けない。よって訴える資格がない」というもの。原告資格を認めてこれまでの裁判を進めてきた3人の裁判官は、この3月で移動になり、判決は新たに担当になった裁判長の下で出された。

 同じ裁判で、一度認めた原告適格が覆されるのは異例だという。意図的な移動だったのでは?という声も聞かれる。判決直前に裁判長が代わるという同じような例は、沖縄の裁判で前にもあったからだ。

 ゲート前の座り込みで、原告のひとり金城さんは、「司法は死んだ」と嘆き、「でも、私たちは、あきらめずに新たな裁判を闘う」と決意を語った。 

 復帰から50年がたっても、まともな国民として扱われず、侵害され続ける沖縄の基本的人権、暮らし、そして命。沖縄だけではない全国各地で、国家権力による様々な問題が噴出している状況に歯止めがかからない。日本はどうしてこんな無残な国になってしまったのだろうか考えると、目がさえて眠れないことが多い。 

 

 目の前を爆走する米軍の戦闘車両。今日はやたらと目についた。

  

 お口直しに「辺野古の花たち」です。イジュ、デイゴ、テッポウユリ

   

月見草、ソウシジュ、テッポウユリ 

 

 伊芸サービスエリアの月見草

 

2022年4月28日リンクURL

 道草 バンザイ!!

 昨日、辺野古の帰りは与儀でバスを降り、時間も気持ちにも余裕があったので歩いて20分ほどの家路を、いつもの大通りではなく、これまで通ったことのないスージグワァ(路地裏の小道)を道草した。

 

 

 民家の庭に咲く満開のイペーの花が目についた。残念ながら、カメラではあの目が覚めるような鮮やかな黄色は出せない。改めて人間の眼の神秘と精巧さに脱帽する。

 しばらく歩くと、今度は淡雪のような優しい色をしたメイフラワーに出会った。沖縄では「5月の花」の名を持つ花が、3月に咲く。

 この日は最高気温26度の夏日だったし、五月の花が咲いても不思議はない。

 

 自宅のすぐそばにあるフラメンコ教室のスタジオの庭では、年中咲くブーゲンビリアが、さらに彩を増して咲き誇っていた。

 社会的には真冬の沖縄だが、自然界はそんなことはお構いなし、時期(とき)が来れば期待を裏切ることなく命の豊かさを人間界にも運んでくれる。

 気まぐれに道草をしたら、春真っ盛りの沖縄に出会えた。

 

 

 

2022年3月17日リンクURL

シクラメンのたより

 とっても嬉しいおたよりをいただきました。。
ある方に、数年も前に私が差し上げたシクラメンの鉢植えが、今年も開花したと、写真を送ってくださったのです。

 その方は、仕事を通して、40年近く親子2代にわたってお付き合いしているある企業(東京在)の社長さんです。こんなおたよりです。

「添付の写真は以前、〇様が弊社にお越しの際にいただいたシクラメンです。昨年は瀕死の状態で花も葉の下までしか届かず、花の数も少なかったのですが、その後、土などを入れ替え、鉢も一回り大きくしてケアを徹底しましたら、今年は見事に復活して、きれいな花をたくさんつけております」 

 私は、手土産が必要なときには菓子折りではなく、よく鉢植えの花を持っていきます。もちろん鉢植えは水かけなど世話が必要で、相手によっては迷惑な場合もありますので、そこはちゃんと見極める必要があります。

 この会社は健康食品のメーカーさんで、社員も気心の知れた方ばかりですし、職場には窓際にいくつも植物が置いてあり、いつ行ってもお花が飾ってある会社です。鉢植えを差し上げてもお世話してくださると判断しました。

 このシクラメンは、先代から現在の社長さんに代替わりしたときに、お祝いとして差し上げたものです。

 メールで写真を送ってきてくださったときにお聞きしたら、社員任せではなく、水かけも土の入れ替えも社長さん自身がなさっているということでした。お気持ちの伝わる、ほんとにうれしい花だよりでした。

 お陰様で、この日は一日ルンルンな気分で過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

 

 

2022年2月6日リンクURL