隣家のゴールデンシャワー

 夏休みに入り、夏真っ盛りの沖縄です。

 本来なら、燦々と太陽の光が降るそそぐなか、海や山に行楽地にと楽しいはずの夏休みですが、折からのコロナ第七波の襲来で、出鼻をくじかれてしまいました。


 でも自然界はそんなことはお構いなし、コロナになんか負けないとばかり、花たちが色鮮やかに咲き誇っています。

 
 そんな花々の中でも一際目をひくのが、ゴールデンシャワー。その名の通り黄金の花が藤の花のようにしだれ咲く様子は、まぶしくて思わず目を細めてしまうほどに輝いています。

 写真は隣家の庭に咲くゴールデンシャワー。外出の行き帰り、必ずフェンス越しに眺めては、見とれてしまいます。


 和名は、ナンバンサイカチといい、インドなどが原産のマメ科の植物。5~10m前後の大きな木になります。
 タイでは、王室のシンボルカラーが黄色ということから国花として多くの場所に植えられているのだとか。

 花言葉は「印象的な瞳」だそうです。

 

 

 

 

 

2022年7月26日リンクURL

街に咲くサガリバナ

 モノレール安里駅を降りて、栄町方面へと向かっていると、歩きなれた道の、ある風景にはっとして足をとめた。(写真は6月27日撮影)

 舗道に散り敷く花びら。見上げるとサガリバナの木が舗道を覆うように枝を伸ばし、花序を伸ばしている。

 サガリバナは、アフリカ、インド、東南アジアなどが原産の熱帯、亜熱帯に広く分布する高木の花。別名「サワフジ」

 サワフジは、サガリバナの形状がフジの花に似ていることと、自生地では、川べりなど湿った土地で育つことから来ているようだ。長さ20-60cmの花序が垂れ下がり、白か薄紅色の花を咲かせる。6-8月の夜間に開き、とてもいい香があたりに漂う。


 一つ一つの花はとても短命で、夕方日没後に開花し、翌朝にはこのように散ってしまう一夜花である。

 散ったサガリバナが川面に浮いて流れてゆく様子が美しく、琉歌にも詠まれてる。

 流りゆる水に さくら花浮きてぃ
  あん清らさあてぃど ぅ すくてぃんちゃる (久米島民謡:白瀬早川節)

 (流れゆく水面にサクラの花を浮かべ  あまりの美しさに 思わず手に掬ってみた)この歌では「桜花」としているが、美しい花を桜に喩えたもので、水面に浮かんで流れて行ったのはサガリバナだったと言われている。

 西表島の仲間川や裏打ち側では、開花期にカヌーによる観覧ツアーも行われているという。

 

 

 

 

 

 ※ 都合によりしばらくブログの更新を休止していましたが、伝えるべきことがあまりにも多く、また私自身の忘備録でもあることから、記録のためにも、予定より早めに再開することにしました。喪中につき、表立っての行動・活動は控えているため、新聞報道を取り上げることが多くなりますが…。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

2022年7月21日リンクURL

髪挿しラン(サクララン)咲く

 ベランダのサクラランが、つい先月、3個の花をつけたばかりなのに、また咲いてくれました。雨が多いせいでしょうか。 まだ4~5個蕾がついているので、これから次々咲き続けてくれそうです

 
 お天気が悪いせいで、写真では花の美しさが十分に伝わらないのが残念です。

  この花の学名は「ホヤ カルノーサ”」。和名は「サクラ ラン」とも呼ばれていますが、桜の仲間でも、蘭の仲間でもないそうです。日本では美しい花には「〇〇桜」とか「〇〇蘭」とつけたがります。その一例でしょうかね。

 また、沖縄では、髪挿しランとも呼ばれています。言われてみれば、琉球王朝時代の最高神女・聞得大君の簪に似ています。

 花の派手さに比べて、香りはほとんどありません。いろいろな種類があり、蘭の花のような濃厚な香りのするする種類もあります。まるで蝋細工のような手触りがします。

 

 <おまけ> パッションフルーツも、いまのところ4個の実がついています。

 

 

2022年6月17日リンクURL