真和志中のオオゴマダラ

 事務所の近くに真和志中学校があります。
さらに、道路を挟んで校門を向かい合わせるようにして小学校(大道)もあり、校庭のスピーカーから流れる始業・終業を知らせるチャイムの音が郷愁を誘って、あまりの心地良さにしばし身をゆだねることも…。

 付近は古くからの住宅街で、近くに学校が二つもあるとは思えないほどとても静かな環境です。

 その真和志中学校の教室の壁沿いに見事な緑のカーテンが張られているのですが、ゴーヤーではないし、ツルムラサキでもない、遠目ではそれが何の植物なのかわからず、以前から気になっていました。

 最近それが何か判明、胸のつかえがとれたような気分です。ご覧の通りオオゴマダラが群れるように舞っています。オオゴマダラの食草ホウライカガミだったのです。

 我が家にもホウライカガミはありますが、まだ小さい鉢植えのため、同じものとは気が付きませんでした。

 沖縄地方は、昨日(5日)、平年より5日、昨年より11日も早く梅雨入りしましたが、梅雨が明けるころには、緑のカーテンを飾る宝石のように、黄金色のさなぎが風に揺れて”鈴なり”、だといいなぁ。楽しみです。

 

 

 

 

2021年5月6日リンクURL

春爛漫 ~ 辺野古の花たち

晩春の野山を彩る花たち。今日は辺野古周辺で見かけた花々を紹介します。

 辺野古キャンプ・シュワブの金網の中に咲くソウシジュ。ひめゆりの乙女たちが愛した花です。

 座り込みテント前の植栽の陰に群生するシロツメグサ。花をアップで撮ると…。ピンクと白のグラデーションが、何とも言えない優しさを醸しています。胸がいっぱいになり、涙が出そうになりました。いつまでも眺めていたい気持ちになります。

 座り込みテント横の花壇で花をつけたアマリリスの薄紅も優しい気持ちにしてくれます。ピンクという色の持つ波動なのでしょうか。

 

 浜のテント2の畑では、薬草・うっちん(ウコン)が花をつけていました。これもピンクですね。

 座り込みテント横の花壇で、ほぼ周年咲いている草花ですが、名前は分かりません。調査中です。ニオイバンマツリにも似ていますが、肝心のにおいがしないのです。ご存知の方があったら教えて下さい。

 辺野古集落の入り口で門番よろしく咲き誇っている県花「デイゴ」。鮮やかな赤は、沖縄の情熱の赤です。いや、怒りの炎の”赤”でしょうか!

 白いテッポウユリも満開、イジュの花も咲き始めていますが、シャッターチャンスを逃してしまいました。来週紹介出来たらいいなぁと思っています。

 

2021年4月24日リンクURL

シロツメクサ とロストボール

 辺野古行くときは、いつも県庁前発のバスに与儀公園前から乗り込みます。与儀公園周辺の樹木や花々の、季節の移ろいを見るのが楽しみです。
 いまはシロツメクサが、運動場一面に白い花をつけています。

  

 この中から、四葉のクローバーを見つけるのが、また楽しみの一つですが、辺野古へ行くときの早朝は、いつもギリギリの時間で滑り込みセーフの状態なので、まだ見つけられていません。

 

 野球をしていた子どもたちが、花に紛れて探せなかったのでしょうか、ロストボールが寂しそうにぽつんと放置されていました。

 でも、なんだか絵になっていますよね。

 次に来たとき子どもたちはきっと見つけてくれると思うので、拾わずにそっとしておくことにしました。

 

 

2021年4月3日リンクURL