2024年元旦 ~ 沖縄夜明けの年になりますように!  

 明けまして おめでとうございます。

7:32 渡嘉敷島の初日の出です。

雲が多く、日の出時刻を過ぎても、なかなか初日が顔を見せませんでした。

 7:21、初日がどこから顔を出すか、なかなかアングルを決めきれません。

 7:29、やっと気配が…。でも昨年とはかなり初日の昇る位置が違います。かなり南寄りに。地軸が傾いていいるとも言われますが、その表れでしょうか?

 

 ほんの数分で、またみるみる雲に隠れてしまいました。

 辺野古浜の初日の出。私が行けなかったので、友人が送ってくれました。いまごろハチウクシーでにぎわっていることでしょう!

今年こそ、沖縄に、日本に、世界に、少しでも希望の明かりが見える年になりますように…。

 

2024年1月1日リンクURL

大晦日の渡嘉敷島

 お盆以来の渡嘉敷島です。

 朝乗ってきたフェリーが、まだ港に停泊しています。(午後2時頃)冬場は一日一往復。この後午後3時半に那覇向け出港します。

 あまり自慢できるものがない私ですが、唯一自慢できるものがあるとしたら、渡嘉敷島をふるさとに持っていることでしょうか。ケラマ諸島全体が国立公園として認められた美しい島々、我ふるさとながらほれぼれします。(今日は、そのほれぼれする海はお見せできませんが…。 

 港の入り口にある村立の小さな博物館の入り口に植えられたモンパの木が、いつも気になります。カッコいいですよね。

 明日の元旦は曇りの予報。初日の出はみられるでしょうか?

 辺野古でも元旦に、コロナ禍でできなかったハチウクシー(新年事始めの儀式)4年ぶりに復活するそうですが、迷った末、私は故郷で正月を迎えることにしました。喪明けの正月を、実家を守っている妹をひとりで過ごさせるのが忍びなかったからです。

   

 何事もご先祖様優先の沖縄、大晦日の夕ご飯を、まずお仏壇に供えます。年越しそばもあります。沖縄にはもともと年越しそばの習慣はありません。いつ頃から年越しそば、しかも沖縄そばが供えられるようになったのか、?です。

 お汁は豚汁、おそばは別添えになっています。これは我が家なりの工夫。お下がりを紅白を見ながら家族みんなでいただくので、麺伸びないようにとの配慮です。ここは生きてる人間優先(笑)

皆さん!どうぞよいお年を!

 

 

 

 

2023年12月31日リンクURL

旧盆の渡嘉敷島

 旧盆で、ふるさと・渡嘉敷島に行ってきました。

 毎度変わらぬ島の風景ですが、これが私にとっては「これぞ故郷!」の光景なんです。どうぞお許しあれ!

 台風接近で必ずしも100点満点の慶良間ブルーに輝く風景とはなりませんでしたが、それでも「故郷に帰ってきた!」と、ふっと心が緩み、声を出して叫びたくなるような景色です。



 <我が家のウークイ料理~海山の珍味満載  いわゆる精進料理ではない

 今どきは、どこの家庭でもお盆など祭祀・行事料理は、スーパーや総菜屋さんに注文して出来合いの重箱料理で間に合わせるのが一般的ですが、我が家はお餅をはじめすべての料理を手作りします。揚げ物、煮もの、あえ物、汁物、ご飯ものまで。これは私たち姉妹が受け継いだ祖母直伝の料理の数々。料理だけでなく、料理を作る調理道具、器類も5、60年の年季の入ったものばかり。使う方も気合が入ります(笑)

 お盆料理は、どこの家庭も似たようなものですが、渡嘉敷島で一つ特徴的な料理に「ムチアギー」があります。もち米粉でつくった餅に蒸かしたサツマイモを練り込んで、小判型にして油で揚げた、いわゆる「揚げ餅」です。お芋の種類で味の変化もあり、毎年同じ味とはならないのも楽しいところです。特に熱々はたまらない美味しさがあります。

 かつてはどこの家庭でもつくられていましたが、いまでは島でもムチアギーをつくるのは我が家だけのようで、親せきもレシピを習いに来ます。

 ウサンデー(お供え物の御下がり)のムチアギーを、那覇の友人たちにおすそ分けしていたら、いつの間にか法事で渡嘉敷に帰るたびに、お土産のムチアギーを期待されるようになりました(笑)

  台風が2個も3個も沖縄周辺をうろうろしていて、閉じ込められると2、3日では済みそうにないので、早々に引き上げてきました。

 帰りの船では、今では珍しくなった別れのテープの光景が…。転勤で島を去る公務員のようです。

 

 

2023年8月31日リンクURL