辺野古のおじい・おばあから地震被災地へのエール ~ 大浦湾埋め立てのお金は被災者支援に回せ ! 1月24日の辺野古

 今日(1月24日)は、全国的に冷え込んだようだが、沖縄も最高気温が13度との予報があり、完全装備での辺野古となった。

 8:20辺野古到着。キャンプ・シュワブの向こう、辺野古の海に天使の梯子が降りそそいでいる。天使たちよ!梯子を伝って舞い降りているのなら、辺野古の海を、幾万の生き物たちを救っておくれ! 

今日も辺野古での一日が始まる。

延々と連なる生コン車と埋め立て資材を運ぶダンプの車列。

 広島からやってきたという3人の女性たち。

 正午前2回目の座り込み。

  寒さで口数も少なるが、写真で充分伝わるだろうか。辺野古集落で桜も咲き始めていたが、写すタイミングを逃してしまった。カメラの電池切れで、今日の報告はここまで。

 

 

 

2024年1月24日リンクURL

敵地攻撃能力の最たるものが辺野古 ~ 国の違法工事許さない抗議集会

 今日(22日)は、沖縄防衛局前で行われた抗議集会(オール沖縄会議主催)に参加した。違法だらけで強行されている代執行による辺野古大浦湾の埋立て工事に対する緊急抗議集会である。

10:30~10:55  抗議集会

11:00~11:30  代表団による防衛局への申し入れ

11:35~12:00 報告集会 

 上記のスケジュールで行われた集会で、憲法学者である高良鉄美衆議院議員は「憲法95条は”一つの地方公共団体のみに適用される特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない”と定めている。地方自治の民意に背く法律はできない」よって代執行は憲法に沿わない判決と糾弾、「敵地攻撃能力の最たるものが辺野古基地である」と指摘した。

 平和市民連絡会の北上田毅氏は、防衛局への申し入れの内容を説明、「1、事前協議、2、海に投下する石材の洗浄、3、現在行われている工事は設計変更時のものと大きく変わっており、再度設計変更を行うべき、4,南部からの土砂採掘の4つの約束違反について問いただす」


 代表団が防衛局へ申し入れを行っている間、集まった市民らは、それぞれの活動を報告、意見交換を行った。

 うるま島ぐるみの会議の照屋寛之共同代表は「国は沖縄県民の声など聴く耳を持たない。これを政治的難聴と言う。安倍政権はすべて政治的難聴を患っている。沖縄防衛局も同じ。聴かないならば、聴くまで頑張ろう!沖縄を何と思っているのか!」と憤った。

 さらに「台湾有事を煽り、アメリカの言いなりになって、これから6年間に60兆円へと軍事費を拡大しようとしている。これだけのお金があれば、全国の大学の授業料を半額にできる。高校の授業料、小中学校の給食費を無料にできる。軍隊を持たないコスタリカは軍事費を教育と福祉に回した。福祉と教育充実すれば国民は豊かになれる」と。 

 40分ほどして戻ってきた代表団の報告、申し入れに対する防衛局の返答は予想されたとはいえ、失望と怒りが湧く。

 1,事前協議はいま行っている。(工事開始してからするのは事前協議とは言わないだろう!)

 2,石材の洗浄は、従来通りやっている。(だったらなぜ白い粉塵が舞あがっているのだ!)

3,申請とは違う工事、今やっている工事は設計変更の対象外。(対象外の工事はする!。再度設計変更申請をせよ)

4,南部土砂使用、まだ決まっていない。(なら、使用するな!)

 公共工事に対する異議申し立ては、本来権利を侵害された市民(私人)が、公の機関に対して行うもの。私人と偽って何度も沖縄県を訴えた防衛局。

 

2024年1月22日リンクURL

二つの集会・講演会のご案内

 「沖縄から日本がよく見える」とは、よく聞く言葉である。小さい島で濃縮した形で起るから、この国の歪みがよく見える。踏みつけられている方は痛いからわかるけど、踏んづけている側は、痛くも痒くもないから踏んづけていることにさえ気づかない。もちろん意図して踏みつけている一部の者がいてことは起こるのだが、多くの日本国民はそうとは知らずに踏みつけている。だから、私たちは声をあげ続けなければならない。ご参集を!

 

 

 

 

2024年1月20日リンクURL